その他情報

(※ただいま作成中)
こちらのコーナでは日々のお問合せやメーカへの照会の中で、
応用的な取付などの参考になりうる情報をご提供してまいります。

オーディオ/ナビ取付関係

輸入車取付キット、TVキャンセラメーカ一覧

pb(ピービー)
 比較的有名なオーディオ/ナビ取付キットのメーカさんで、最近ではTVキャンセラのラインナップならびに適合確認を強化されているようです。おもな対応輸入車メーカは、Audi、Mercedes Benz、BMW、Volkswagenなどドイツ車が中心ですが、ほかにも一部Land RoverやAlfa Romeo対応の商品も発売されています。

Interplan(インタープラン)
 もともとは電子機器開発・設計・製造をされているメーカさんです。パネルや金具の絡む取付キットはありませんが、CAN信号の解析などを得意とされていることから、CANBUSアダプタやTVキャンセラなどを中心に各種取り揃えられています。

PAC Japan
 大本である米国PAC社の日本で唯一の正規輸入代理店であり、キット化された製品が占める日本に合わせて独自のセット商品を供給しています。このため、各部品ごとに年式を追う必要がなく、取付可否の判断がしやすくなっています。このほか、日本での取り付け検証ならびに日本語による取り付けサポートなど、正規輸入品ならではの充実したサービスが特徴です。

※日本国内では並行輸入品も流通することがありますが、ご利用を検討される場合は並行商品という性質をご理解のうえ、ご判断下さいますようお願い申し上げます(仕様の相違や状態の判断ができないなどあり、輸入代理店を含めて正規品販売店ではサポートができません)。

Kanatechs(カナテクス)
 輸入車用取付キットGEシリーズには、Audi、Mercedes BenzなどのほかBMW MINIに対応した2DIN取付キットの設定があることが特筆すべき点です。

Volkswagenなど一部メーカにて、同じ年式で複数の適合がある

 当サイト「オーディオ/ナビ関連部材」ページの、Volkswagen Golfの適合表はご覧になりましたか? その中のゴルフVI、TVキャンセラ欄には「712SDCW/613SDCW/714SDCW装着車用 CMM-58JC」と、 「RNS510装着車用 CMM-VWL3」と2種類のナビとそれぞれに適合するTVキャンセラが併記されていることに気づかれると思います。

 情報元であるpbさんの適合情報を見てみますと、

・CMM-VWL3は「1K(ゴルフVI) 2009(H21)~2012(H24)」
・CMM-58JCは「1K(ゴルフVI) 2012(H24)~2013(H25)/6」

 とそれぞれ書かれています。通常、国産車であれば年(year)のみならず、月(month)も記述されているものですが、この適合表を見る限り では2012(H24)年は両方がありうると解釈できる書き方をされています。これはいったいどういうことでしょうか。

 実はゴルフVI、あるいはVolkswagenのみならず、BMWなど輸入車の一部には年式では当てはめられない事情があるのです。当のゴルフ VIも、2012(H24)にマイナーチェンジをした情報もないわけで、装着されるナビゲーションだけ《どこかのタイミング》で変わっているので す。そのため、年式だけでは適合を追い切れずに、装着されているナビの確認、すなわち『現車確認』が必要になってきます

 ちなみに、CMM-VWL3は取付をするにあたりCAN信号を取得するため純正システムの黒色40Pカプラから2本のピンを外してTVキャンセラ に接続し直す必要がありますが、CMM-58JCは国産車用TVキャンセラ同様純正システムの白色18Pカプラにカプラオンで接続することができ るなど、同じ2012(H24)でも構成部品や接続方法がまったく異なることがお分かりになると思います。
(※詳しくはpbさんの商品ページにある、それぞれの商品の説明書をご覧ください。)

米国車は正規輸入車でも車台番号による年式確認(識別)

 米国車(キャデラック、シボレー、クライスラー、ダッジ、フォード、GMC、ハマー、ジープ、リンカーン、ポンティアックなど)の並行輸入車の年式確認方法はよくあるお問い合わせの一つですが、正規輸入車であっても万全を期すには車台番号によるは年式の確認をしておいたほうがよいでしょう。確認方法は、VIN(Vehicle Identication Number:車両識別番号)、いわゆる車台番号から調べます。PAC Japanさんの商品ページでは10桁目が年式を示すと説明されていますが、「Free VIN number decoder」を使う方法もあります。この場合はメーカや車種まで教えてくれますので、車検証だけしか情報がない場合などで有効かもしれません。

 なお、VINが記載されている場所は車両によりまちまちですが、主だった場所としては、

・外側からフロントウィンドウに向かって右下部分
・前席右側(左ハンドル車では助手席)下の、カーペットをめくった場所
・前席左側(左ハンドル車では運転席)ドアを開けたところの、Bピラー根元付近
・エンジンブロック部分
・前席左側ドア開けたところの、キックボックスより上の部分(ダッシュボード側面)
・トランクルーム

 など様々です。
 VINをメモしにくい環境の場合は、スマートフォンなどのカメラ機能を使うのも一つの手です。ただし、VINは個人情報ともいえるため、くれぐれも取り扱いにはお気をつけ下さい。
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